校歌
      校  歌 
 
1 この道よ 陽に燃ゆる ひとすぢの道
   明けそむる 日本の未来
   君とわれ ここに誓はん
    与野 ふるさと 与野
    われら われら 真理の学徒
 
2 この道よ 陽に燃ゆる ひとすぢの道
   清らなる 青春の日よ
   君とわれ ここに競はん
    与野 ふるさと 与野
    われら われら 真理の学徒
  
3 この道よ 陽に燃ゆる ひとすぢの道
   雲は飛ぶ 混沌の空
   君とわれ ここに展かん
    与野 ふるさと 与野
    われら われら 真理の学徒
 
4 この道よ 陽に燃ゆる ひとすぢの道
   ゆるぎなき まことの 理想
   君とわれ ここに究めん
    与野 ふるさと 与野
    われら われら 真理の学徒
 

 

    

校歌の石碑が正門付近にあります

 

 

作詞:神保 光太郎(じんぼ こうたろう)

1905年11月29日~1990年10月24日

詩人。山形県山形市生まれ。本名は「」みつたろう」山形県立山形中学校、山形高校、京都帝大独文科卒業。29歳のとき、埼玉県浦和市(現さいたま市)の別所沼のほとりに居を構えて、生涯にわたって活動の拠点とした。

与野高校以外にも、さいたま市内のいくつかの小学校、中学校の校歌の作詞を手がけた。

 

作曲:髙田 三郎(たかた さぶろう)

1913年12月18日~2000年10月22日

作曲家。愛知県名古屋市生まれ。武蔵野音楽学校(現在の武蔵野音楽大学)師範科を経て東京音楽学校(現在の東京藝術大学)の本科作曲部を1939年に卒業、次いで同校研究科作曲部、同校聴講科指揮部で学んだ。

与野高校以外にも、駒場東邦中学校・高等学校校歌を作曲した。 

校章の由来

与野高校の校章

 

 与野高校の校章は、昭和38年4月に、日展会友の野崎隆司氏(蕨市)にデザインしていただいたものである。3本のカヤ(榧)の葉に「高」の字を入れたもので、3本の葉が一体となって「和」を表現し、それぞれの葉に「智」「徳」「体」の全人的教育の理念を現している。

 カヤは、いちい科に属する針葉樹で、埼玉県が北限に近く、材質は他の針葉樹と比べて硬く、非常に高価で優れた用材として珍重されている。

 さいたま市中央区鈴谷の妙行寺境内には、樹齢約1,000年の国指定の天然記念物の「大カヤ」があり、これにちなんでデザインしたものである。