2022年2月の記事一覧
2/21 「前向き時計」を作ってみました。
今週24日は、いよいよ埼玉県公立高校の入学者選抜です。本校をはじめとして各県公立高校へ出願した中学生の皆さん、試験を乗り切るために最も大切なのは体調管理です。また本校の3年生で国公立大学にチャレンジする人も、もうここまで来たらあとは体力勝負です。少しでも多く勉強したいと思っているかもしれませんが、栄養のあるものを食べて、睡眠をしっかりとるようにしてください。あとは前向き(ポジティブ)な気持ちです。
さて、実は私、職員室の一角に破損した時計が放置されているのが、以前から気になっていました。文字盤が破れたところに、曲がった短針が引っかかって動かなくなっていますが、秒針はぴくぴく動いています。文字盤を交換して針の曲がりを直せば、まだ使えるのではないか? と思ったので思い切って修理をしてみました。
まずは分解して、曲がっていた秒針、長針、短針を取り外してまっすぐにします。次に風化してボロボロになっていた文字盤は、ケント紙にカラープリンターで印刷したものと交換します。デザインとして、各時刻の所に前向きなニュアンスの英語のことわざや名言をあしらってみました。
12時 Leap before you look. 見る前に跳べ。
1時 Every Man is architect of his own future. 自分の未来は自分が決める。
2時 Who dares wins. 敢えて挑むものが勝利する。
3時 Keep your head up. うつむくな。顔を上げろ。
4時 What done is done. 過ぎたことを悔やむな。
5時 Anything is possible. 何事も可能だ。
6時 I can do it. 自分はやれる。
7時 It always seems impossible until it's done. どんなこともやってみれば大したことはない。
8時 Tomorrow's another day. 明日はうまくいく。
9時 Look on the bright side. 明るい面を見よう。
10時 What there is will, there is a way. 意志ある所に道は開ける。
11時 Nothing ventured nothing gained. 挑戦しなければ成果もない。(虎穴に入らずんば虎児を得ず)
そしてとどめに本校のマスコットキャラクター「ふみちゃんとたけるくん」が"Go ahead!" 「前へ!」と応援してくれます。いやがうえにもポジティブな気分が盛り上がる「前向き時計」の完成です。
2/3 大野知事の本校訪問がありました
昨日(2月2日)、大野埼玉県知事に本校へ御来校いただきました。
県立高校における新型コロナウイルス感染予防対策とオンラインを活用した分散登校・授業についての視察ということで急遽決定したものです。
本校では5時間目の授業の様子を中心にご覧になりました。理科のグループワーク形式の授業では、知事から図書館にいる生徒と自宅からオンラインで参加している生徒の両方にお声をかけていただきました。突然の知事の登場に生徒はびっくりしていたようですが、大いに励みになったと思います。ありがとうございました。
本校では、まん延防止措置の一環として、先月末から分散登校と自宅に待機している生徒へのオンライン授業配信を始めています。これまでの授業は、教員と生徒が直接対面して行うのが原則でしたから、オンライン配信に関しては、まだまだ不慣れなところはあります。しかし、今回の待ったなしの状況の下、「まずはやっていこう」という試行錯誤の中から様々な工夫が生まれてきています。
昔から「災い転じて福となす」ということわざもありますから、現在のコロナ禍の中で蓄えられたノウハウを、コロナ終息後にも活用できるよう熟成させていきたいと思います。
2/1 春を待つ
暦の上ではもうすぐ立春(2月4日)です。
校長室には華道部の皆さんが定期的に花を活けて届けてくれるのですが、先週は梅が届きました。ちょっとあるだけでも梅の花はとても良い匂いがします。この匂いをかぐともうすぐ春だな、と思います。
現在、学校は、3年生が家庭研修に入り、1、2年生は、コロナウイルスの感染拡大防止のための分散登校とすっかり人気が少なくなっています。分散登校ではオンラインによる学習保障等にも努めていますが、生徒の皆さんにとってはつらい3学期となっていると思います。ですが、明けない夜も終わらない冬もありません。この苦境を乗り切ればきっと春がやってきます。頑張りましょう。